三谷幸喜氏「鎌倉殿」義経・菅田将暉を絶賛「大泉ですよ、問題は」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源義経を演じた俳優・菅田将暉が11日、TBS系「日曜日の初耳学」に出演し、同作の脚本を担当した三谷幸喜氏の言葉に安堵(あんど)の表情を見せた。
「鎌倉殿」では出演が決まって以降、三谷氏と会ってもいないと説明。演技に対する注文などもなく「演じている時も(三谷氏が)どう思っているかも分かってない」と明かした。三谷氏とは「まともに会ってしゃべったこともない」という。
番組は三谷氏にも事前にインタビュー。菅田の演技については「完璧です。ぼくが『こういう風に演じてほしい』と思って書いた台本を100%、120%で演じて下さった」と絶賛した。
菅田は義経と兄・頼朝(大泉洋)との出会いのシーンに不安を抱えていたが、三谷氏は「あそここそ『こうしてほしい』と思ったさじ加減というか。シリアスとコメディーの両立。微妙なところを嗅ぎ取って演じてくださった」とここでも二重丸だった。続けて「むしろ大泉ですよ、問題は」とピシャリ。「なぜぼくの気持ちを分かってくれなかったのか…」と語り、しっかりとオチを付けた。