ＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」は１１日、第３５回「苦い盃」が放送された。

　前回に北条義時（小栗旬）が３人目の妻として迎えることを決めるも、ラストで息子北条泰時（坂口健太郎）に高笑いする裏の顔を目撃された継室のえ（菊地凛子）は、冒頭から義時に健気な妻として寄り添っていた。

　子は跡継ぎ問題の原因にもなると言う義時に「小四郎殿には太郎殿がいらっしゃいます。私はそれで満足」とニコリとし、義時がうなずいて微笑んだが…。

　次の瞬間「満足なわけありませぬ！」と怒りを祖父二階堂行政にぶつけている怖い顔に変わり、「必ずや男子を産んで、その子をいずれは北条の家督にしてみせます！そうでなければ、あんな辛気くさい男に嫁ぎません！！」とピシャリ言い切り、去って行った。

　中盤では初めて会った三浦義村（山本耕史）が、のえの本性に気付く場面も。

　ネット上は「辛気くさい男」に反応し、「すごいなのえさん。辛気くさい男笑」「辛気くさい男ｗ言われよるぞ小四郎ｗ」「辛気くさい男って言われちゃった」「きたきた」「視聴者もなかなか反論しづらい義時評（笑）」と笑いが広がった。

　義時はのえに別の顔があることを察しながら、御家人たちとの関係や、前妻比奈（堀田真由）の子供たちのために再婚したとの見方もあったが、どうやら「キノコ好き」に騙され有頂天だったもよう。「小四郎がんばれ！」「小四郎ぉぉぉ早く気付けー！」「悪女じゃなくて、玉の輿にのった肉食女子」「すさまじい猫かぶりでむしろ清々しく笑ってしまうｗ」と反応する投稿も続いている。