ジャニーズＪｒ．ユニット「ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓ」の高橋優斗（２２）が１２日、横浜スタジアムで行われたＤｅＮＡ－ヤクルト戦でセレモニアルピッチを務めた。

　グループ名にちなみ、背番号「８１８１（ハイハイ）」で登場。高めに外れるボール球となったが、ノーバウンド投球でスタンドを沸かせた。自身３度目の“始球式”。「緊張して泣くかと思いました」と振り返った高橋は自己採点を求められ「リラックスして投げられたので７５点。残りの２５点は横浜優勝で！」と充実感を示した。

　「生まれも育ちも横浜」で生粋のＤｅＮＡファン。ブルペンでの投球練習では山崎康晃投手に「的を大きく捉えればリラックスできるよ」などとアドバイスを受け、投球後にはベンチ裏で言葉を交わした。三浦大輔監督らとも言葉を交わし「夢みたいでしたね」と感慨に浸った。

　生まれたのが１９９９年。ＤｅＮＡが最後に優勝したのは前身の横浜時代の９８年のため、グラウンドで「一度もベイスターズの優勝を見たことがありません。ですが、今年は違いますよね！」とエールを送った高橋。今年は現時点で２位。「今年からは違うと思う」と強豪チームへの変貌を確信し「絶対に優勝してほしいと思います」と“横浜愛”たっぷりに熱弁をふるっていた。