今田耕司、伝説の「ナウロマンティック」振り返る Mステではセルフメイクで「コウメ太夫」
タレントの今田耕司が12日、テレビ朝日系「アンタウォッチマン」で、95年に発表した歌「ナウロマンティック」で「ミュージックステーション」に出演したときの大失敗を明かした。
今田は95年に「WEST END×YUKI fromO.P.D.」として「SO.YA.NA」で歌手デビュー。だが当時は「イヤイヤやってました。歌出すとか恥ずかしい。芸人思春期。ダウンタウンさん一派なんで」と、あまり前向きではなかったと明かした。
だが同じ年に今田は、当時全米を沸かせていた世界的DJのテイ・トウワのプロデュースでKOJI1200として「ナウロマンティック」を発表。メイクバッチリのテクノポップスで、世間に衝撃を与えた。
今田は「デュラン・デュランとか、カルチャークラブとか、女性のスタイルとか男性も化粧してみたいな、そういうグループの音楽が好きだった」と明かし、それに合わせてテイ・トウワがニューロマンティックジャンルの音楽を作成。「今田の今をもじって作ってくれた」のが「ナウロマンティック」だった。
この新曲をひっさげ、ついにミュージックステーションに出演することになるが「MVを取る時は、すごいスタッフさんをテイ・トウワさんが集めてきたが、Mステはぼく1人。CDジャケット見ながら自分で(メイクを)やったら、コウメ太夫みたいな仕上がりに」なってしまったという。
CDジャケットは「フラッシュで飛んでるのに、これを再現を目指したら白塗りに。カツラも変な店の人みたいな…」と振り返り、さらに「生歌やったんで。CDかけてくれると思ったらかけてくれない。かけてくれないんですか?って失礼な話を…どうかしてた20代」と苦笑しきりだ。
番組では当時の今田のMステ映像も放送。MVとのあまりの違いに、サンドウィッチマンも「全然違うな…」とポロリ。さらに歌詞を思い切り間違えており、今田は「当時は20代。照れがあった。もったいない。今ならメチャメチャできますけどね」と振り返っていた。