年内でコンサート引退の加山雄三 最後の野外フェス出演が決定 10・9朝霧
年内でのコンサート活動からの引退を表明している歌手の加山雄三が、最後の野外フェスとして、10月9日、静岡県富士宮市の朝霧高原で開催される朝霧JAM(10月8~9日、富士山麓 朝霧アリーナ ふもとっぱら)に出演することが13日、分かった。
海を愛した若大将は、静岡県とも縁のあることから、朝霧JAMは20周年を迎えるはずだった2020年から出演をオファーしていた。加山は9日に東京国際フォーラムで最後のホールコンサートを行ったが、自身最後の野外フェスとして、2019年の台風による中止からコロナ禍を経て4年ぶりに開催される朝霧JAMへの出演を了承したものだ。
加山は後輩ミュージシャンと組んだスーパーバンド「THE King ALL STARS」で出演した2013年のアラバキ・ロックフェスから始まり、14年にはフジロック・フェスティバルに初出演。17、19年は加山雄三として、フジロックの箱バン「ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA」にゲスト参加し、メインステージに登場するなど、積極的に野外フェス出演を果たしてきた。朝霧では、その集大成が見られそうだ。