エリザベス女王、スコットランドに最後の別れ 弔問に長蛇の列 ひつぎはロンドンへ

 8日に死去したエリザベス英女王のひつぎが安置された北部スコットランドの中心都市エディンバラのセントジャイルズ大聖堂では、12日から始まった市民による弔問が夜通し続いた。大聖堂前まで数キロにわたり長蛇の列ができた。ひつぎは13日中に空路でロンドンへ運ばれる。

 弔問者はひつぎから約3メートルまで近づくことができ、祈りをささげる人も。弔問を終えた人の多くが涙を拭っていた。午前10時から6時間以上列に並んだブリジェット・グレインさん(79)は、エディンバラの宮殿でのパーティーで女王を見たといい「輝くような笑顔でエネルギッシュだった」。女王とお別れすることができ「光栄だ」と語った。

 スコットランド行政府は、数時間待ちの可能性があるとして飲食物の持参を勧め、仮設トイレを設置。多くの人が弔問できるよう、ひつぎの近くで立ち止まらないよう要請。大聖堂内では写真撮影を禁じた。

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