「ZIP!」お天気キャスター・マーシュ彩 小さなこだわり重ね、列島照らす朝の顔に!
モデルのマーシュ彩(21)が、4月から日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜、前5・50)でお天気キャスターを務めている。当初は自身初の生放送とあって、緊張感が伝わるたどたどしい口調だったが、今ではすっかり落ち着いた様子で平日朝の空を伝える。
「まだバッチリではないですが、だいぶ慣れてきました。毎日のことで習慣化されたこともありますし。(スタジオとの)掛け合うところは、最初は『そうですね』しか言えなかったのが、余裕も出てきました。何を聞かれても答えよう、という心持ちで」
就任前は苦手だったという早起きだが、深夜2時半にアラームを鳴らす“超朝型”へとシフトチェンジした。「休日の幸せは、目覚ましをつけずに寝られること。お昼前まで寝てます!!」と笑顔で打ち明ける。
本業のモデルとしてファッションにもこだわる。週間天気予報をチェックし、あらかじめ数日分の衣装を決めているが、直前に予報が変わると変更することもしばしば。キャスターとしての技術向上も怠らず、空模様によって声のトーンを変化させるのはもちろんのこと、番組MCの水卜麻美アナウンサーを参考に、細かなテクニックを身につける。
「語尾に小さい『っ』をつけると、そこまで暗く聞こえないと教わって。水卜さんを見て、『なるほど、こういうことか』と分かりました」。小さなこだわりを重ねて、列島の朝を明るく照らす。
◆マーシュ彩(まーしゅ・あや)2000年9月29日生まれ。父は米国人、母は日本人。4歳まで出身地の米国で過ごす。スカウトをきっかけに小学校低学年から芸能事務所に所属。15年、「セブンティーン」専属モデルに抜てきされ活動を本格化。女優としてもドラマ「悪女(わる)」「美しい彼」、映画「劇場版MOZU」などに出演。