全数把握見直しでCOCOA停止へ アンケート実施後、サービス終了 時期は未定
政府は13日、新型コロナウイルス対策として導入した接触確認アプリ「COCOA(ココア)」のサービスを近く停止する方針を明らかにした。26日から全国一律で感染者の全数把握を簡略化するため、維持する必要がなくなると判断した。
ココアを巡っては陽性者と接触しても通知が届かない状態が4カ月続くなど動作の不具合も問題に。河野太郎デジタル相は会見で「何が悪かったのか、どこが失敗したのか、良いこともあったのかという総括をしないといけない」と述べた。
停止時期は未定。今後、アプリを通じて利用に関するアンケートなどを実施しサービスを終了する。
ココアは2020年6月から運用を開始し、今年9月9日時点でのダウンロード数は約4055万件だった。