１５日に日本テレビ系「ＺＩＰ！」内で放送された朝ドラ「泳げ！ニシキゴイ」はいよいよＭ－１決勝前夜が描かれた。それぞれの親２人の愛情ある願掛けに、ネットも「結果は分かっているがドキドキ」などの声が上がっている。あす１６日が最終回となる。

　この日の「ニシキゴイ」は、いよいよＭ－１決勝前日。やることはやったと早く寝ようする２人。雅紀（森本慎太郎）は午後７時には布団に入る。

　そんな２人の親は、子供たち以上にドキドキだ。雅紀の母（坂井真紀）は、経営する居酒屋で酒瓶を２本離して並べ、ボウリングのようにボールを転がし、「これが倒れたら、明日、錦鯉が優勝できる！」と願掛け。

　実はドラマ当初、雅紀が生まれる際、母はボウリング場におり、産気づいて２本のスプリットが倒せなかった…という伏線があった。

　さらに隆（渡辺大知）の父（光石研）も、前夜、突然庭で鯉のぼりを上げていた。隆の姉が「なにしてるの！」と驚きかけよると、父は「見ればわかるだろ、鯉のぼりあげるんだよ。願掛けだよ」と話し、「明日、隆が出かけるとき、ふわっと舞ってたら縁起がいいじゃねえか」と笑顔を見せる。そしてＭ－１当日の朝、突風が吹き、鯉のぼりが泳ぎ始める

　こちらも、隆が生まれた時に鯉のぼりが庭に上げられたが、風が吹かずダランとしたままだった。ボウリングと鯉のぼり、２つの伏線が最終回直前で回収された形だ。

　もちろん視聴者は結果を知っているが、最終回目前となり、ネットでも「優勝のあのシーンはやるんだろうか。いや、決勝の４分間の完全再現の可能性ある？泣いてしまうかもしれん」「とうとうＭ－１決勝直前。ボーリング、鯉のぼりの伏線回収」「酒瓶も倒れたし、鯉のぼりも泳いだ！優勝目指してがんばれ錦鯉！！」「結果は分かっているが、ドキドキする」などの声が上がっていた。