国葬案内状届いた宮本亞門氏、欠席は「僕が行く必要はないと思ったから」
演出家の宮本亞門氏が16日に放送されたテレビ朝日系「グッド!モーニング」で、安倍晋三元総理の国葬の案内状が自分に届いたことに改めて「本当に間違いなんじゃないかと思った」と、内閣府が間違えて送ってきたと心配したことを明かした。
宮本氏は、14日に番組の取材に応じ、国葬の案内状が届いたことは「もしかしたら本当に間違いなんじゃないかと思ったんで」と、心配したと明かし、その理由について「驚いたのは速達で届いたのでなんでだろうと。安倍さんが勧めていた事に関して、あえてオリンピックに対しても反対意見を言ったので、私が一番除外されると思っていたので」と語った。
安倍元総理とは特別な親交はないといい「ごあいさつだけはしました。ごあいさつだけ。食事をしたとかそういうことはなく、ごあいさつで一言二言しゃべったことはある」と関係性を説明。
にも関わらず、案内状がなぜ届いたのか?と聞かれると「これは本当に分からない。ただ速達になっているとか、締め切りがいろいろ変わっているとか拝見すると、内閣府の事務方が大変だったんだろうなと」と混乱の中で送られて来たのでは?と想像した。
封筒の宛名についても「亞門」の「亞」が「亜」になっていたことには「ぼくはどう呼ばれようと全く気にしないので、そこに関しては、ああ忙しかったんだろうな、そこまで気が回らないという状況ですよね」と気に留める様子はなし。
すでに欠席の返信をしているといい「それは僕が行く必要はないと思ったから。会場は限られた客席数なので、行きたい方、他の方もっと大切な方がいらっしゃると思うので」とも語った。
宮本氏は最後に「これだけは言いたいが、安倍さんには安らかに眠って頂きたいんです。あの事件は本当に酷い事件だと思う」と述べ「ただそれは家族葬とか、内閣葬とかそういうので弔って頂きたいと思う」と話していた。