ロックバンドの氣志團が主催する野外フェス「氣志團万博２０２２」の初日公演が１７日、千葉・袖ケ浦海浜公園で行われた。３年ぶりの有観客開催で、初日は１６組のアーティストが出演。海風を感じる野外ステージで、喜びを歌に乗せた。

　オープニングを松平健（６８）が務め、本編トップバッターを氣志團が担当。綾小路翔（年齢非公表）は「３年ぶりの現地開催がついにかないました！皆さんただいま！そしてお帰り！よく帰ってきてくれたな！」とテンションを上げた。

　元チェッカーズで歌手の藤井フミヤ（６０）は「翔やんから『出てほしい』と言われていた。やっと出られてうれしい」と同フェス初参戦を大喜び。チェッカーズのファンである「翔やんにささげるセットリスト」をテーマに、持ち時間４０分のステージを構成した。

　藤井から「翔やんの子供の頃からの夢をかなえたいと思います」と切り出され、ステージに呼び込まれた綾小路の衣装はチェッカーズばりの赤チェックと気合十分。自身の出身地・房総半島での憧れの人とのコラボに「すごい日が来てしまいました！」と感無量の思いを客席に伝えた。

　２人はチェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」をデュエット。綾小路は「みんなのおかげで房総の田舎男が夢をかなえました！」と満面の笑みを浮かべていた。

　初日は他にＤｒａｇｏｎ　Ａｓｈ、香取慎吾（４５）、木梨憲武（６０）らも出演。木梨のステージには、俳優の中井貴一（６１）も駆けつけた。

　「氣志團万博２０２２」は１９日まで。