石原良純「ワイドナ」で五輪招致「ロビー活動」の闇指摘「急に汚職って言われる」
タレントの石原良純が18日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、五輪招致活動の疑問点を指摘した。
東京五輪スポンサーだった出版大手KADOKAWAの角川歴彦容疑者が、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者に6900万円の賄賂を渡したとして贈賄容疑で逮捕された事件についての話題。石原は高橋容疑者が長くスポーツビジネスに関わってきた人物だとし、過去にはサッカーのスーパースター、ペレの引退試合なども手がけたと説明した。高橋容疑者について「表じゃないものも交渉のうちにあるさっていって何かまとめて、(ペレの引退試合は)大成功を収めて」と“闇”の部分もひっくるめて交渉していたとした。
続けて「そういう(清濁含めた)もんだってやってったら、オリンピックだけはみなし公務員(組織委の理事はみなし公務員とされる)だから、いままでやってたことが急に汚職って言われちゃうのって、あんまり悪いって認識なかったと思う」と高橋容疑者の心境を代弁した。番組レギュラーの犬塚浩弁護士も「公務員でなければ犯罪ではありませんから」と交渉にさまざまな金銭がからむ可能性を否定しなかった。
石原は五輪招致には「ロビー活動とプレゼンテーション」があると説明。プレゼンテーションは「お・も・て・な・し」に代表されるアピール活動だが「ロビー活動って何って言ったらやり取りじゃないですか」と力説。「やり取り」の中身は明らかになっていないため「それはわかんない」とした上で「オリンピックでそんなこと(金銭のやり取り)あるはずないと思ってたから、このニュースが最初入ってこなかった」と当初は理解しがたかったことを明かした。