吉川晃司、初の朝ドラで航空学校の鬼教官 謙遜も「威圧感こそが求められていたよう」

 NHKは20日、ミュージシャンで俳優の吉川晃司(57)が、10月3日スタートのNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜、前8・00ほか)に出演することを発表した。吉川は初の朝ドラ出演となる。

 今作は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、女優・福原遥(24)演じるヒロイン・岩倉舞が空を飛ぶ夢に向かう姿を描く。吉川は、航空学校編に登場する鬼教官・大河内守役を演じる。

 吉川は「朝ドラの出演は初めて。『朝の顔』としては、私は威圧感があって不向きな気がしました」と謙遜しつつ、「その威圧感こそが求められていたようです。『パイロットを目指す若い学生たちの前に立ちはだかる壁、妖怪でいう〝ぬりかべ〟のような存在でいてほしい』と言われて、オファーをいただいた理由がわかりました」とコメント。「大河内の厳しさの中にある、彼なりの哲学に注目してください」とアピールした。

 吉川の起用について、同局の熊野律時制作統括は「舞が越えるべき高いハードルを体現していただける方は、誰だろうと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが、吉川晃司さんでした」と理由を明かした。

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