オミクロン株対応の新ワクチン接種開始 米ファイザー、モデルナ両社
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンの接種が20日、東京都港区の接種会場で始まった。使用するのはオミクロン株の「BA・1」に対応した米ファイザー、モデルナ両社のワクチン。
4回目接種を受けられるのにまだ受けていない60歳以上や医療従事者らが対象。準備のできた自治体から順次開始し、今後、従来品を2回以上接種した12歳以上の全ての人に対象を広げる。
加藤勝信厚生労働相は記者会見で、職場接種を10月下旬から実施すると明らかにした。自衛隊による東京と大阪の大規模会場でも実施する方針で、加藤氏は「1日100万回を超えるペースの接種体制を整備し、接種を加速していきたい」と述べた。