チャールズ国王、戴冠式は来春か 女王より小規模と英紙報道 参列者最大2千人の方針

 8日に96歳で死去した英国のエリザベス女王のひつぎが19日、ロンドン郊外ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂内で、昨年4月に亡くなった夫のフィリップ殿下のひつぎと共に埋葬され、永遠の眠りについた。これに先立ち、ロンドンのウェストミンスター寺院で国葬が営まれ、10日余り続いた一連の追悼行事が終了した。英全土の服喪期間は19日で終了。王室はさらに7日後まで喪に服し、チャールズ国王(73)の下、新たな体制が本格始動する。

  ◇  ◇

 王位を継承したチャールズ国王の戴冠式が、早ければ2023年春にもロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われるとの見方が出ている。英紙デーリー・テレグラフが報じた。

 女王の戴冠式よりも規模は小さく、「安全衛生上の配慮」として参列者を最大2千人にとどめる方針という。国王が高齢であることもあり式典時間も短縮される見込み。国王の意向に基づき招待対象者に人種や信仰の多様性を反映させるという。

 エリザベス女王が53年にウェストミンスター寺院で行った戴冠式では129カ国から8千人以上が招かれた。日本からは皇太子時代の上皇さまが昭和天皇の名代として参列した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス