ＮＨＫメディア総局長会見が２１日、東京・渋谷の同局で行われ、林理恵メディア総局長は、３０日に最終回を迎える連続テレビ小説「ちむどんどん」（月～土曜、前８・００。※土曜日は振り返り）について言及した。

　ＳＮＳでは、ドラマの内容や展開、演出を巡り「＃ちむどんどん反省会」としてさまざまな批評の声が噴出しているが「毎日、高い関心を持っていただいて話題にしていただいていることをありがたく思っている」と、あくまで前向きに受け止め。「厳しいご意見があったことも承知している。しかし好評なご意見、応援するというご意見もいただいております。どの番組についてもそうですけど、いただくご意見の全てがエールだと思っている」と話した。

　また、クランクアップ時に、ヒロイン・暢子役の女優・黒島結菜が「撮影現場に行きたくないと思う朝は一度もなかった」とコメントしたことに触れ、「それを聞いて本当にありがたくうれしく思いました。黒島さんはじめ俳優陣の皆様、さまざまな形でこの作品に携わってくださった方々のおかげで無事にクランクアップできたと思っている。そういう点で制作スタッフともども心からお礼申し上げます」と語った。