オダギリジョー 「オリバーな犬」で麻生久美子の降板画策 麻生「ひどくないですか?」

 俳優のオダギリジョーが24日、NHK「土曜スタジオパーク」に出演。同局のドラマ「オリバーな犬、(Goshu!!)このヤロウ」で、共演する女優・麻生久美子の降板を画策したことを明かした。

 「オリバーな犬-」はオダギリが演出、脚本、編集を手がけ、自らも警察犬のオリバー役で出演する人気ドラマ。20日からシーズン2がスタートした。

 当初、麻生の出演を巡ってすったもんだがあったのでは、と水を向けられると、麻生は「最初、このお話を頂いて、その後、お食事に呼ばれて。プロデューサーさんとオダギリさんのところに。そしたら、降ろされたんです、いきなり」と告白。「ちょっと雰囲気がおかしくて。ちょっと『私を降ろそうとしている』、って段々分かってきたんです。食事しながら」と、プロでデューサーとオダギリと3人の食事会で不穏な雰囲気を察知したという。

 司会を務めるハリセンボンの近藤春菜が「そういう話をしようとている食事会だったんですね?」とオダギリに尋ねると、「麻生さんに当て書きして書いたんですけど、何か、いざとなると麻生さんじゃないかもって思って」と、あっさりと認めた。

 近藤が「あて書きしたのに?」と、麻生を想定した役柄にもかかわらず交代させようとしたことに疑問を投げかけた。すると、オダギリは「麻生さんと僕がやっちゃうと。『時効警察』っていう2人でずっとやってきたシリーズが頭に浮かびやすいので。両方の作品にとってよくないかなと思って」と、長年共演したテレビ朝日系の人気ドラマシリーズとイメージが重なることがマイナスに作用すると危惧したことを説明。「で、麻生さん降りてもらおうということで…」と話した。

 これには麻生が「ひどくないですか?」と抗議。近藤が「プロデューサーとそのための会を?」と重ねて尋ねると、オダギリは「降りてもらう会を」と、ぶっちゃけた。

 近藤が「でも、結局、お願いするんですよね?」と尋ねると、「『やっぱり、あて書きしたし、麻生さんにしか演じられない役じゃないですか』って、プロデューサーさんに丸め込まれて。『麻生さんでいいんじゃないですか』と渋々、出演に同意したと明かした。麻生は「ちょっと、言い方があれですよね」と口を尖らせていた。

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