「るろうに剣心」23年再構築でアニメ化 ネットでは涼風真世がトレンドに
漫画家・和月伸宏氏の人気作品「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が2023年にアニメ化されることが24日、明らかになった。アニメの公式ページなどで、フジテレビ「ノイタミナ」枠などで放送されることが発表された。
制作は「東京卍リベンジャーズ」「よふかしのうた」「BASTARD!!-暗黒の破壊神-」などのライデンフィルム。監督は「はたらく細胞BLACK」「ストライク・ザ・ブラッド」シリーズの山本秀世氏が務める。
「るろ剣」は1994年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタート。96年にはアニメ化され、主題歌だったJUDY AND MARYの「そばかす」も大ヒットした。俳優・佐藤健が主人公・緋村剣心を演じた実写映画もシリーズ化され2012年から21年まで5作品が公開された。現在は「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」が「ジャンプSQ.」で連載されている。
和月氏は「今作は信頼できる新スタッフと忖度一切なしのガチ選考で選ばれた実力派新キャストでの制作となります。」とコメント。アフレコも見学しており「文句無しの赤丸花丸太鼓判。」と絶賛した。「新たに加わる新作アニメ、るろうに剣心を永く愛し続けてくれる人にも今この瞬間興味を持ってくれた人にも楽しめる作品になると思いますので是非是非御覧下さい。最新のアニメーション技術で、原作を第1話から再構築いたします。」とアピールした。
緋村剣心の声を担当する声優・斉藤壮馬は「本当に夢のようです。同時に、これだけ多くの方に長い間愛されている作品に関わるという責任の重さも感じております。一言ひとことに誠意を込め、全力で臨む所存です。」。神谷薫役の高橋李依は「偶然にも連載年と同い年の私も、長きに渡るメディア展開の中で、今作に出会いました。しっかりと時間をかけて、大切に、薫ちゃんと向き合って参ります。」とアピールした。
ネットでは96年のテレビアニメシリーズで剣心の声を担当していた元宝塚歌劇団の涼風真世がトレンドワードに急浮上した。「おろ」が口癖で、普段はちょっとヌケている剣心と、飛天御剣流を駆使して戦うド迫力の剣心のギャップを見事に演じただけに「すっかり剣心の声は涼風真世になったのほんと努力の積み重ねの涼風さんの演技が素晴らしかったからと思ってる」「涼風真世さんのドスの効いた声めっちゃ好きだったよ。」と賛辞とともに懐かしむ声もあった。