金平茂紀氏「まるで戦前のよう」国葬欠席の自民・村上議員へ党内の処分要望の声に【報道特集】
ジャーナリストの金平茂紀氏が24日、キャスターを務めるTBS「報道特集」に出演。27日に営まれる安倍晋三元首相の国葬に欠席を表明した自民党の村上誠一郎議員に対する党内の声に対して、「戦前のような様相」と話した。
この日の同番組では安倍晋三氏と、父・安倍晋太郎元外相、祖父・岸信介元首相と連なる岸・安倍三代と統一教会との関わりを掘り下げた。
そのまとめとして、金平氏は「もっとも大事なことは今に至るまで旧統一教会がまったく自分たちが間違ったことをしたという反省がないこと。解散命令みたいなものに、いかに回避するか、組織防衛上の策が今回の改革プランだと思う」と指摘した。
金平氏は22日に開かれた世界統一平和家庭連合(旧統一教会)の記者会見に出席。鋭く追及したことが話題となっている。
金平氏は続けて、「あととても大事なことなんだけど、自民党の村上誠一郎議員が国葬には欠席すると表明したが、そのあとに、村上氏に対して非常に脅迫や誹謗中傷が相次いでいて、身の危険を感じるレベルのことが起きている。党内では彼を処分したらどうか、離党したらと、まるで戦前のような様相」と厳しく批判した。
その上で「今こそ、だからこそ、旧統一教会を巡る問題というのはきちんと取材が続けられるべきだと思う」と強調した。