２５日に放送されたＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」では、のえ（菊地凛子）が必死に政子（小池栄子）にマウントを取ろうとする姿にネットも失笑がもれた。

　この日の「鎌倉殿の１３人」では、政子と実朝の正室・千世（加藤小夏）の茶会に、なぜかのえも参加することに。身支度を調えながら、初（福地桃子）へ「私はいずれ向こうに戻るつもり」「向こうで雅に暮らすの」などと、都暮らしへの憧れを隠さない。

　そして始まった茶会では、のえが１人だけお菓子をボリボリ。政子も千世ものんびりと会話するも、そこへのえが「御台所は斎王の役をされたことはあるのですか？」と突然質問し、政子は「それはなに？」と聞き返す。

　これにのえは、「賀茂のお祭りですよ、姉上様は京のことについてはあまりお詳しくないのですか？」と、京マウントを取り始める。政子は「ごめんなさいね」と言うも、のえのマウントは容赦なし。「光源氏の物語にも出てきますよ～」とさらにかぶせてきたため、政子も面倒になったのか？「ああ、読んだ、読んだ、思い出しました」と投げやりに返答する。

　その後も政子は、千世に実朝のことなどを尋ねるも、のえは「千世殿は賀茂のお祭りで何をされたのですか？」と、しつこく質問。だがこれに千世は「私の話は、もう…」とやんわり拒否。のえは「あらやだ。千世殿の話を聞いてあげるために集まっているのかと思いましたっ！」とおおげさに反応してみせる。

　この３人の女子会はネットでも話題に。「のえの都の文化知ったかぶり、笑えはするけど今後のことを考えると大変不穏」「千世様の振る舞いを見ていると、本当に何もかも持っている本物の高貴な姫君は他人にマウントを取る必要なんてかけらもないんだろいうことがよくわかる」「のえが政子相手に京マウント」「政子と千世が完全にのえさんに引いている」などの声が上がっていた。