国葬反対集会に300人参加
安倍元首相の国葬に反対する有識者らが26日、東京・永田町の国会内で集会を開き「いかなる観点からも正当性がない。法的根拠がないものに血税をつぎ込むことは国民を踏みにじることだ」と批判した。集会には約300人が参加した。
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は、第2次安倍政権が集団的自衛権行使容認を強引に閣議決定し、安全保障関連法も採決強行で成立させたことに触れ「戦争に日本を最も近づけた首相が安倍氏だ。国葬は絶対に認められない」と訴えた。
また、国葬に反対する大学教授らが中止を求め集めていた署名計26万7027筆を26日、内閣府に提出。教授らは「今からでも遅くはありません。『国葬』は中止すべきです」との声明を出した。