橋下徹氏、菅氏の追悼の辞に「本当に辛い」 安倍氏と菅氏は「小学校の親友のよう」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が27日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、安倍晋三元総理の国葬で、菅義偉氏が友人代表で読んだ追悼の辞に「菅さんの気持ちを考えると本当につらい」と唇をかんだ。
番組では安倍元総理の国葬を生中継。その中で友人代表で菅氏の追悼の辞も伝えた。菅氏は安倍総理時代の官房長官として、苦楽をともにした盟友。銀座の焼き鳥店で、総理に出馬するよう必死にくどいた話、ともに働いた「7年8カ月、私は本当に幸せでした」との感謝、山縣有朋が伊藤博文に詠んだ歌に、マーカーペンで線が引かれてあったことなど、友人でなければ言えない言葉にあふれていた。
菅氏の言葉の感想を求められた橋下氏は「菅さんそのままが出ている言葉」と切り出し「政治家同士の付き合いは、綺麗ごとばかりではない。利害、損得勘定が大きいんです。そんな中で、菅さんと安倍さんの2人がいらっしゃる中で同席させてもらったことも何度かあるが、本当に、2人の関係って、失礼かもしれないが小学校時代の親友というか…」とコメント。
仕事面では「安倍さんが号令をかけ、菅さんが政府を束ねる2人の両輪、最強のタッグ」だったというが「それとは別に、食事の時とかは、大変失礼ですが、小学生の親友のような…」と独特の関係性を感じたという。
そんな菅氏の言葉に「僕は辛い。本当に辛い。菅さんの気持ちを考えると…」と訴えていた。