さだまさし「命がけで頑張っている人を知りたい」新たな顕彰事業の応募求める

 新たな顕彰事業を発表したさだまさし(左)と古竹孝一氏=東京都内
 顕彰事業への思いを語るさだまさし=東京都内
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 シンガー・ソングライターのさだまさし(70)が28日、都内で自身が2015年に設立した「風に立つライオン基金」における新たな顕彰事業「風に立つライオン・オブ・ザ・イヤー」の実施記者会見を開いた。

 新設する「-イヤー」では毎年度、国内外で命や平和を守るために献身的に活動している個人や団体を表彰する。国外で活動する個人・団体は「柴田紘一郎賞」、国内で活動する個人・団体は「鎌田實賞」として表彰。それぞれ200万円などを贈呈する。自薦・他薦問わずに応募可能で、活動実績5年以上が条件となる。

 さだは「海外やへき地で頑張っているお医者さんを何人も知っている。みんな活動資金が足りないとお困りになっている。お医者さんはもとより、現場の困っている患者さんが助かるのではないかと立ち上げた」と設立の理由を説明。「医者、看護師、教育者でなくても、こんな人が頑張っていたと。命がけで頑張っている人はたくさんいる。そういう人たちを私たちは知りたい。顕彰することで支援の枠を広げていきたい」とアピールした。

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