【The LDH Times】THE RAMPAGE・藤原樹の新境地 本格アクション初挑戦
THE RAMPAGE・藤原樹(24)が、LDHが誇るエンターテインメントプロジェクトに念願の初参戦を果たした。公開中の映画シリーズ最新作「HiGH&LOW THE WORST X」に、メインキャストの氷室零二役で出演。本格アクション初挑戦にもなり、パフォーマーの経験を生かしつつ、激しいバトルシーンを演じた。引き出された新たな魅力を、俳優としての武器に加える。
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-俳優業が順調の中、「HiGH&LOW」シリーズに新加入して。
「単純にうれしかったです。HiGH&LOWに出ることはひとつの夢で、オーディションも何回か受けて、落ちたりしてたので。今回も最初は『ハマらないかも』と言われましたが、他の俳優さんのスケジュールが合わなかったこともあり、撮影3週間前に選んでいただいて。すごい奇跡的な出会い方でした」
-以前から殺陣に興味を示されてましたが、アクションに取り組んでみて。
「アクションを本格的にやったのが初めてで。アクションや殺陣って、多分パフォーマーによって色が出るじゃないですか。自分はクリアに踊って形を気にしてるパフォーマーなので、それがすごいアクションにハマっているなと。自分で言うのは何ですが、アクション指導の先生からも『センスある』と言っていただけましたし、また自分の新たな一面に気付かされました」
-バトルシーンを演じた川村壱馬さんからのアドバイスは。
「壱馬さんはアクションもHiGH&LOWでめちゃくちゃやられてるんで、『当たってもいいから、気にしないでガツガツ来ていいよ』と言ってくれて。安心して、伸び伸びできました」
-映画「-THE WORST X」の主題歌に起用された新曲「POWER」については。
「前回のHiGH&LOWもRAMPAGEの『SWAG&PRIDE』が主題歌で疾走感のある楽曲でしたが、今回はちょっと重たい感じで、力強い楽曲になってます。サビの振り付けを僕がやらせてもらって。アクション要素を存分に入れたいということで、パンチ、キックだったり、ガードのような振りを詰め込みました。その分、RAMPAGEの中でも3本の指に入るくらい、キツい振り付けになってしまいました。ちょっと激しく作りすぎたなと(笑)」
-新曲「ツナゲキズナ」(10月19日発売)は世界バレーのTBS公式テーマソングに。
「応援ソングがリード曲になるのは初めてなので、いい意味でRAMPAGEっぽくなくて。今のコロナ禍の時代にぴったりな楽曲なのかなと思います。タイトルが日本語というのも初めてで。EXILEさんの『I Wish For You』がテーマソングの世界バレーを見てたので、自分たちのグループでやらせてもらえるのはすごいなと、改めて感じますね。トスを上げるような振り付けもあって、キャッチーですよ」
-誕生日である10月20日発売のソロ写真集「MYSTERIOUS」のセールスポイントは。
「ボーカル3人とまこっちゃん(長谷川慎)が写真集を出していて、それぞれの個が出ていたので、自分もどうやって色を出そうか考えましたね。自分が出すなら、エロと猫です!!(愛猫の)マースも撮ってもらいました。僕に不思議な人というイメージを持ってる方が多いので、それを変えるんじゃなくて、素を出すことで、ミステリアスなところを解明してもらえたら」
-極限まで体を鍛え上げたと。
「今までは体を鍛えて、ちょっと食事制限することはありましたが、1カ月間、トレーナーさんと相談して初めてあんなにやりました。鶏肉を食べ過ぎて、アレルギーになってじんましんが出て、ちょっと後悔してる部分がありますけど(笑)。ファーストなんで追い込めるだけ追い込んで、ちゃんと言えるようにしたかったので、アレルギーと闘いながら頑張りました」
-俳優としての理想像は。
「今年は色んな作品に出させてもらって、すごい経験値が増えて、成長できた年。ここで満足してないですし、安心せずに、色んなチャンスがあればつかみにいきたいと思います。そうすることで今後の自分に返ってくるし、自分が売れたらグループにも返ってくるし。色んな勉強を怠らず、アクションも武器にしていけると思います」
◆藤原樹(ふじわら・いつき)1997年10月20日生まれ、福岡県出身。小6の時にEXILEのライブを見たのがきっかけで、EXPG福岡校に。THERAMPAGEのパフォーマーとして17年1月にデビュー。17年6月の舞台「あたっくNo.1」を皮切りに俳優業もスタートさせた。21年11月、北九州市観光大使に就任。