タレントの杉村太蔵が２９日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演。世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との接点が明らかになった立憲民主党の辻元清美参院議員について、「ブーメランの精度が上がってきた」と話した。

　番組では、これまで自民党と旧統一教会との接点について厳しく追及してきた辻元氏が、２０１２年に旧統一教会の関連団体の勉強会へ出席したことを公表したことについて議論した。

　ＭＣを務めるフリーアナウンサーの宮根誠司が「辻元さんは“自民党と旧統一教会の闇は深いんだ”と。“膿を出さなきゃいけない”って、おっしゃってたんですが。政治家の方って、調べらきれないのか？脇が甘いのか？」と話を振ると、杉村は「ただ、辻元先生ほどの方ですからねえ…。沖縄知事選で“旧統一教会と関わっている方を知事にしてはいけません”ってあれだけ言い切っている方が…」と首をひねった。

　宮根が「だから、調べきれなかったか。御本人は知らなかったってことでしょうね。あそこまで言い切るってことは」と話すと、杉村は「あそこまで言い切って、こうして出てくるっていうのは。相当、やっぱり調べるのは難しいのかなって、率直に思いますね」と調査の難しさを語ると、「段々、ブーメランの精度が上がってきたという、ちまたのうわさもありますけど…」と話して、教団側の政界への浸透ぶりに驚きを隠さなかった。