伊集院光、師匠・円楽さん死去に落胆 文書でコメント「頭の中で整理できず」
落語家の三遊亭円楽さんが30日、肺がんのため死去した。72歳。所属事務所が公表した。8月26日に肺炎を患い入院し、肺炎が快方に向かった後に、肺がんの治療を再開したばかりだった。
円楽さんの弟子として修行したタレント・伊集院光は所属事務所を通じてコメントを公表した。
円楽さんの訃報が公表された後、ツイッターに「。」とだけ投稿。師匠の人生の句点に思いをはせていた。事務所を通じてマスコミ各社に送った文書では「まだ頭の中で整理できず、まとめることができません」と混乱した思いをつづった。
伊集院は1984年に当時は楽太郎だった円楽さんに弟子入り。三遊亭楽大と名乗り、88年には二つ目に昇進していた。その後タレントとしての活動が増え90年ごろに自主廃業したが、破門されたわけではなかった。2021年6月には「二人会」を行い、この時は伊集院が弟子として約30年ぶりに高座に上がっていた。今年4月3日にも福岡で「三遊亭円楽・伊集院光 落語親子会」を開催する予定だった