円楽さん訃報「笑点」メンバー【コメント全文】対面した好楽「なんで俺より先に」

 弔問に訪れ三遊亭円楽さんの自宅を後にする三遊亭好楽=都内(撮影・棚橋慶太)
 弔問に訪れ三遊亭円楽さんの自宅を後にする三遊亭好楽=都内(撮影・棚橋慶太)
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 落語家の三遊亭円楽さんが30日、肺がんのため死去した。72歳。所属事務所が公表した。8月26日に肺炎を患い入院し、肺炎が快方に向かった後に、肺がんの治療を再開したばかりだった。円楽さんが長く出演していた日本テレビ系「笑点」メンバーは同局を通じてコメントを公表した。コメント全文は以下の通り

  ◆  ◆

林家木久扇

訃報に接し、突然なことなので悲しみというより…表現の仕様がありません。私のことを「おじさん」と格別に呼んでくれていたお付き合いでした。がっかりです…安らかにおやすみ下さい。

三遊亭好楽

先程会って来ました。いい顔してました。開口一番は「なんで俺より先に逝くんだ」でした。俺より四つも若いんだよ。早すぎるよ。笑点でも落語界全体でも本当にお世話になりました。博多落語祭り、札幌落語祭り等々沢山の仕掛けをして動き回ってました。やっと休めるね。ご苦労さまでした。心よりお悔やみ申し上げます。

三遊亭小遊三

気丈な人だから必ず復帰してくれると信じてましたが…残念です。笑点の世話役で公私ともにお世話になりました。またゴルフ仲間でもあり、楽しい思い出がたくさんあります。まだちょっと信じられません。

春風亭昇太

円楽師匠の訃報にふれ言葉もありません。倒れられてからも笑点の収録に遊びに来られていて、みんなで軽口を交わした時が最後になってしまいました。とても真っ直ぐな方で、博多天神落語まつり等、数々の落語イベントを企画されるなど、落語にも真剣に向き合う姿が忘れられません。先日も国立演芸場で復帰の高座を務めたばかりで、近いうちに楽屋でお会い出来るものと思っていただけに、とても残念です。

林家たい平

ラジオ収録途中に入ってきた、突然過ぎる訃報に全く受け止められないのが今の気持ちです。 強い気持ちを持っている師匠でしたので、必ず戻って来てくださると信じていました。 あまりにも早すぎます、あまりにも突然過ぎます。もっと色んな話しをしたかったですし、教えてもらいたかった。落語を愛し、笑点を愛し、本当に優しい師匠でした。私が笑点に入ってから常に隣に円楽師匠がいてくれました。どれだけ心強かったかわかりません。師匠が帰って来たら、あれもしたいこれもしたいとずっと思っていたことが、もう叶えられないんだと思うと寂し過ぎます。時に兄のような存在であり、落語の大先輩であり。たくさんの教えを受けました。まだまだやり残したことがたくさんあると思います。少しでも円楽師匠の想いを繋いで行けたらと思っています。大好きでした円楽っち!はやすぎますよ!もっと一緒にいたかったです。

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