落語家の三遊亭円楽（さんゆうてい・えんらく、本名会泰通＝あい・やすみち）さんが９月３０日、肺がんのため７２歳で死去した。

　日円楽さんの長男、声優で落語家の会一太郎（あい・いちたろう＝３４）がツイッターを更新し、「そのうちしっかりと文章まとめて、自分の言葉で何か発信いたします！自分の仕事や活動に邁進するのが役者や芸人、それまでは通常通りやってまいります」と言及した。続けて、「偶然にも、全部スケジュール、あまり移動させずに済みそうで…気遣いの人だなぁ」と父の優しさに感謝した。

　その後、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで予定通りに生配信。共演者から心配されたが「ちょっとした気持ちで芸人や役者をやってるんじゃない。心で泣いてますよ。ですけど五代目の師匠が亡くなった時にも、ちょうどうちの師匠（円楽さん）のプロデュース公演でした。師匠が広めてくれたのかなと思って、精いっぱいやれることを頑張ります」と宣言、気丈に振る舞った。