「#岸田教団」トレンド入り 同名バンドのリーダーがかぶり指摘「活動15年」
ロックバンド「岸田教団&THE明星ロケッツ」のボーカル・ichigoが2日午後、自身のツイッターを更新し、この日「岸田教団」がトレンドワードとなったことに「何があったん…??」と不思議がった。
ichigoは「#岸田教団」がトレンドワードとなっているスクリーンショットの画像を掲載。「何があったん…??」とコメントした。実はこの日までに、岸田文雄首相の「岸田」と旧統一教会を示すとみられる「教団」を合わせた造語のハッシュタグ「#岸田教団」を添え、国葬反対などを訴えたツイートが一部で出回っていた。
造語とバンド名が偶然かぶってしまったとみられる。2日未明にはバンドのリーダー・岸田が「岸田教団というバンドをやっています。特に政治団体でも宗教団体でもなく、すでに活動15年目のやや社会性や礼儀には欠けているかもしれませんが愉快めなロックンロールバンドです。よろしくお願いいたします。#岸田教団」と長く活動しているとツイート。ファンらも「政治関係とは一切関係ありません。」などとバンド名であることを広め、政治・宗教関係での「#岸田教団」ツイートは次第に見られなくなった。
ichigoは「何があったん?」の直後に経緯を知ったとみられ「(理解した) (みんなありがとう…!) (頼もしいファンのみなさんが応援してくれてるバンドです!!!!) #岸田教団」とファンに感謝を込めてツイートした。
「岸田教団&THE明星ロケッツ」は2007年結成。2010年にテレビアニメ「学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD」の主題歌「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」でメジャーデビューした。その後も「ストライク・ザ・ブラッド」「GATE(ゲート)自衛隊、彼の地にて斯く戦えり」「とある科学の超電磁砲T」などのアニメ主題歌を担当。11月30日には同タイトルのアニメ(10月5日、TOKYO MXなどでスタート)主題歌「転生したら剣でした」をリリースする。