丘みどり側が先に会場を予約していた!ダブルブッキング被害「虚偽の報告」前夜に判明
演歌歌手・丘みどりのディナーショーが、開催会場の名古屋観光ホテルの不手際により、中止になったことが2日、明らかになった。同日深夜にはホテル側が公式ホームページに文書を掲載し、経緯などを明かした。
文書は「【丘みどりオータムディナーショー2022 中止につきまして】」と題して、支配人名義で掲載された。「楽しみにされていたお客様をはじめ丘みどり様ご本人及び関係者の皆様に、多大なるご迷惑をおかけいたしました事、心より深くお詫び申し上げます。」と謝罪した。
文書によると、主催の会場だった「那古の間」は丘サイドが先に申し込んでいた。しかし「新たな案件が同じ宴会場で受注された」ため「ホテル担当者は、ダブルブッキングを承知の上で」他の宴会場をディナーショーの会場として設定した。
別会場とされたことは、丘サイドには「前日21時まで」知らせず「あたかも当該会場が押さえられているかのように虚偽の報告をしておりました。」とした。社内で「管理監督指導をすべきところが徹底できず、前日を迎え、同21時頃ダブルブッキングの事実が判明しました。」と説明した。
関係者と急きょ協議したものの、準備や会場設営の時間がなく「やむなく中止していただく」ことになった。「ホテルの宴席の受注契約のフロー、および、チェック機能が社内で確立できていなかったことが原因で、ホテルの全面的な不手際です。」としている。
担当者がダブルブッキングを分かっていながら、丘のディナーショーは別会場で設定。丘サイドには「虚偽の報告」をしていた形。「虚偽の報告」を認めながらも「前日21時頃ダブルブッキングが判明」したとするなど、説明が不十分な部分もある。丘は3日朝、自身のツイッターに「おはようございます!」とだけ投稿。ホテル側の経緯説明についてはコメントしていない。