「ちむどんどん」視聴率 全話平均、2010年以降最低
9月30日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」最終回の平均世帯視聴率が16・7%(個人全体視聴率9・3%)だったことが3日、分かった。番組最高は9月19日放送の17・6%。また、初回から全125回の全話平均は世帯15・8%、個人8・9%だった。
全話平均は前作「カムカムエヴリバディ」の17・1%(同9・6%)、前々作「おかえりモネ」の16・3%(同9・0)を下回るなど、放送開始が現在の午前8時に繰り上がった2010年以降、最も低い数字となった。
「ちむどんどん」は女優の黒島結菜がヒロインを演じ、日本復帰前の沖縄本島北部「やんばる地域」で生まれた少女が料理人となり、沖縄料理の店を出す夢を追いかける物語。
最終回では、高熱を出して意識が戻らず視聴者を騒然とさせた歌子(上白石萌歌)も元気に「202×年(令和×年)」のシーンに登場。すっかりおばあになった優子(仲間由紀恵)の誕生日を祝おうと、白髪頭になった(竜星涼)、良子(川口春奈)、歌子が子どもや孫を連れて帰ってくるなど、ハッピーエンドが描かれた。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)