美川憲一、川中美幸が日本作曲家協会音楽祭で特別選奨 川中は号泣

 「日本作曲家協会音楽祭2022」が3日、東京・北とぴあ さくらホールで3年ぶりに有観客開催され、歌手の美川憲一(76)と川中美幸(66)が特別選奨を受賞した。

 弦哲也・日本作曲家協会長の前で同氏作曲の代表曲「ふたり酒」を歌った川中は号泣。「24歳の時は歌詞の意味が分からなかった。今は一字一句が染みます」と語った。

 美川とは島倉千代子さんの「人生いろいろ」をデュエットし、エンディングでは笑顔の川中に、美川が「今日は涙あり笑いあり」とツッコんでいた。

 また、奨励賞に一条貫太、門松みゆき、こおり健太が選ばれ、「100歳まで歌う」と豪語した美川は「努力しかない。しぶとく生きるのよ」と、芸能界を生き抜く秘けつを後輩に伝授していた。

 その他の賞は次の通り。

 ◇ベストカラオケ賞=三山ひろし「谺-こだま」

 ◇ベストパフォーマンス賞=東京力車「Sole!~おまんた囃子~」

 ◇ロングヒット賞=高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」

 ◇ソングコンテスト・グランプリ=「睡蓮」(作詞:結木瞳、作曲:村田誠一、歌唱:山本譲二)

 この模様は11月3日午後4時30分からBSテレ東で放送予定。

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