N党立花党首 ガーシー議員国会除名でも「痛くも痒くもない」山本太郎氏が繰り上げ
NHK党の立花孝志党首が3日、YouTubeに動画を投稿。同党の東谷義和参院議員(ガーシー)がドバイに滞在したまま帰国せず、同日の参院本会議を欠席したことに関連し、憲法58条を根拠にした除名が行われた場合は、「最高裁まで争うことになる」と述べた。
現状は、参院議運から登院を求める書面は来ているが、除名の動きには発展しないとの見方を示すも、最近の国会は一方向に流れだすと止まらない傾向があると指摘。ただし条文の「院内の秩序をみだした議員」を根拠にするのは不当とし、徹底抗戦する考えを示した。
「ちなみに」として、仮にガーシー議員が除名された場合も、比例議席であるため「NHK党の2位の山本太郎が繰り上げ当選になりますので、NHK党自体の議席数は変わらない。党としては痛くもかゆくもないんですけど、ガーシーが除名になれば、最高裁まで争うことになろうかと思います」と説明した。
立花党首は「彼が今後、直接的に政治家の暴露をするということも想定されておりますので、ちょっと遅いという気持ちは私も理解しておりますが、もうしばらく。秋の臨時国会には登院しません。来年通常国会には出てくるかもしれません」と理解を求めた。