三遊亭円楽さん通夜 祭壇、着物、花“紫”でしめやかに 10日に追悼特番
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9月30日に肺がんのため、72歳で死去した落語家・三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名・会泰通=あい・やすみち)さんの通夜が3日、都内で営まれた。喪主は長男で落語家・声優の会一太郎(34=あい・いちたろう)が務めた。家族葬として近親者のみ約25人で行われ、斎場付近は静寂な雰囲気が漂った。葬儀・告別式は4日に行われ、お別れの会は12月初旬を予定している。
住職の山﨑奎一さん(79)によると、祭壇は紫と白の花で飾られ、遺影には紫の着物に身を包んだかつての宣材写真が使われた。ひつぎの中の、円楽さんも紫の着物とけさを着用。45年間出演した日本テレビ系「笑点」で親しまれた円楽さんカラーの紫で統一された祭壇になったようだ。
同局は、10日に「笑点・円楽師匠追悼特番(仮)」(後3・50、関東ローカル)を放送すると発表。落語家・円楽の人生を秘蔵映像とともに、大喜利の司会を務める春風亭昇太ら笑点メンバーと振り返るという。