「熱闘甲子園」ヒロド歩美アナ 浜田雅功らの影響?「野望が多いです」まずは野球に貢献

 大阪・朝日放送(ABC)のヒロド歩美アナウンサー(30)は情報番組、バラエティーをはじめ、「熱闘甲子園」のキャスターなど、幅広い活躍をしている。ライフワークとして挙げる高校野球、共演する大物有名人の共通点、今後の目標、夢を語ってもらった。

 全国放送への出演も多いヒロドアナが、ライフワークとして挙げるのが“高校野球”だ。14年に入社してから担当、16年からは「熱闘甲子園」のキャスターを務めている。入社前は野球に関心はなかったが、「ルールじゃない、野球の技術だけじゃない面白さを見つけた瞬間、はまっていきました」と魅了された。

 自分が感動、取材したことを伝える喜びとやりがい。「誰しもがシナリオを書けない、野球を巻き込んだドラマ。その瞬間に立ち会えること、その直後に監督や球児に取材できることが一番です」と話す。

 新型コロナウイルスにより、全国高校野球選手権大会が中止となった20年。約500校の野球部に手紙を出した。「何もしないままが絶対に嫌だったので。むやみにリモートで取材をするのも違うなと。(相手が)嫌だったらそのままでいいし、ベストかなと思って手紙にしたら、返事がたくさん来ました」。手紙をきっかけに多くの交流が生まれ、現在も続いている。

 アナウンサーに憧れはあったが、大学では放送研究会にも入らず、アナウンス学校にも通っていなかった。「入社試験ではニュース読みがダメで、漢字も全然みたいだったですけど、染まっていないところを見てもらって、拾っていただいた感じで。ABCに感謝です」と笑顔を浮かべた。描く理想像は「代打のいないアナウンサー」。オンリーワンを目指して精進している。

 「サンデーLIVE!!」では東山紀之、「熱闘甲子園」では古田敦也、「芸能人格付チェック」では浜田雅功と共演。「一流の方々はこれだけ偉そうではないんだと。年齢が大きく離れているのに、対等に話してくださる。お三方からは気配りを学びました。本当に細かい気配りを、この方々がするのなら、何十倍もしなきゃと勉強になります」と影響を受けている。

 今後の目標は「笑えるぐらい野望が多いです」とたくさんある様子。「初めて言うのですけど、現実的に一番やりたいのでは、野球の大会を主催したいですね。野球人口も減っているので貢献できれば」と目を輝かせる。「甲子園を目指して野球をやめてほしくないから、小さい子供たちの大会かなあ」。大きな野望の実現へ、イメージを膨らませていた。

 ◇ヒロド歩美(ひろど・あゆみ)1991年10月25日生まれ。兵庫県宝塚市出身。父が日系オーストラリア人3世、母が日本人。14年に朝日放送(ABC)に入社。入社当時から高校野球を担当し、16年から「熱闘甲子園」のキャスターを務める。「サンデーLIVE!!」、「newsおかえり」(関西ローカル)では月曜MC担当。阪神ファン。趣味はゴルフ。

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