朝ドラ、頑張り屋の母・めぐみに危険信号 真っ暗な台所で「ううう」【ネタバレ】
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第2話は4日、北朝鮮のミサイル報道の影響で午後0時45分から放送された。子供の世話、家事、工場の仕事でいっぱいいっぱいとなった母・めぐみ(永作博美)にネットも涙と同情があふれた。
【以下、ネタバレ】 この日の「舞いあがれ!」では、ヒロインの舞がうさぎを追いかけ発熱。両親は医者から「環境を変えた方がいいのではないか」と指摘される。病院から帰ると、長男の悠人が1人で夕食のお好み焼きを食べていたが、舞ばかり優先する母・めぐみに「普通の受験生は勉強のことだけ考えてればいいのに、なんで僕だけ、妹のことでふりまわされなきゃいけないの」と不満をぶつける。
工場も人数が減り、経理事務なども担うめぐみ。子供の心配、工場の心配に家事も重なりついに危険信号が。帰宅した夫の浩太(高橋克典)が、夜、電気も付けずに皿を洗うめぐみを発見。「どないした?」と聞くと「ううう…」とうなったまま座り込んでしまう。
しめつけられるように泣く妻に、浩太は実家の長崎・五島に舞とともに帰ることを勧める。工場も長男も自分が面倒を見るという夫に、「今更お母さんに頼られへん」と渋るめぐみ。浩太は「昔のことで意地を張っている場合ではない」と諭す。
背負いすぎ、追い詰められためぐみの表情にネットも同情と涙。「永作さんの泣きの演技に思わず胸がぎゅっとなった」「優しいめぐみお母さん、ちょっと鬱症状…辛そうですね」「いろいろいっぱいになってつらくなって台所で泣くのわかる…」「永作博美の演技がすごい。一緒に苦しくなって自分も泣きそうだった。あの状況は辛いと思うわ」などの声が上がっていた。