漫画家かざま鋭二さん死去 75歳、膵臓がん 「風の大地」30余年連載

 かざま鋭二さん(写真提供/小学館)
 かざま鋭二さんの代表作「風の大地」600話のカット(C)坂田信弘・かざま鋭二/小学館
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 漫画家のかざま鋭二(かざま・えいじ、本名近藤秀樹=こんどう・ひでき)さんが2日に膵臓がんのため死去したことを4日、小学館が発表した。75歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで行われた。

 1966年、貸本マンガ「その名はゼロ」でデビュー。69年、少年キングの「栄光への5000キロ」で一般漫画誌デビューした。

 坂田信弘氏原作のゴルフ漫画で知られ、91年からビッグコミックオリジナルで連載された大河ゴルフ漫画「風の大地」で93年に小学館漫画賞を受賞した。同作は今年7月、抗がん剤治療のため休載されていた。

 その他の主な作品に「海商王」「青春山脈」「セニョール・パ」「Dr.タイフーン」などがある。

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