羽鳥慎一「玉川さんが改めて説明、謝罪すべき」 玉川徹氏謹慎処分の「モーニングショー」で自身も謝罪
テレビ朝日の報道局社員で番組コメンテーターを務める玉川徹氏が、事実に基づかない発言で10日間の謹慎とする懲戒処分となった「羽鳥慎一モーニングショー」が5日、放送され、冒頭、MCのフリーアナウンサー・羽鳥慎一が謝罪した。玉川氏は5日から10日間(土休日を除く)の謹慎期間後、19日から番組に復帰する予定だが、復帰の際に「改めて謝罪をするべきだ」と改めての謝罪と発言に至った説明を求めた。
羽鳥アナは「きょうから玉川さんが10日間の謹慎処分ということになりました。放送10回分の出演禁止、ということになります。今回、玉川さんの発言によりましてご迷惑をおかけした各方面の方々、そして不快な思いをされました各方面の方々、それに視聴者の方々、大変申し訳ありませんでした。予定ですと玉川さんは来週の水曜日(※後に再来週の水曜日と訂正)、復帰をいたしますが、その際になぜこういう発言になったのか説明を改めてすべき、そして謝罪をするべきだと私は思っております。改めて大変申し訳ありませんでした」と自身も謝罪した上で、玉川氏の改めての謝罪を求めた。
玉川氏は9月28日の放送で、安倍晋三元首相の国葬での菅義偉前首相の弔辞が心に響く内容だったことなどがテーマとなった際に、「これこそが国葬の政治的意図」「当然これ、電通が入ってますからね」と発言。翌29日に「事実ではありませんでした」と番組内で謝罪していた。
篠塚浩社長は4日の定例会見で「番組および会社の信用を傷付け、損害を与えた」「誠に遺憾だ」と話し、電通に局として謝罪したことも明かした。