藤井聡太竜王 警戒「広瀬八段は終盤が鋭い」 初防衛戦「いい内容に」広瀬八段は弱気?

 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖との五冠=20)が広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける第35回竜王戦七番勝負が7日、東京・渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で開幕する。前日の6日、同所で検分と前夜祭が行われた。

 竜王初防衛か4期ぶりの復位か-タイトル戦では初顔合わせとなる新旧竜王の対決。藤井竜王は広瀬八段を「終盤が非常に鋭くて、そこに至るまでの中盤の組み立ても素晴らしい」と警戒。「王位戦も同じ持ち時間の8時間だったので、対局を戦いながら竜王戦に向けた準備もしていました」と明かした。

 そして「今年もこの舞台に立てることをうれしく思います。一手一手しっかり考えて、見ていただける方に楽しんでいただけるような、いい内容の将棋にしていければと思います」と決意表明。体力アップのため、体幹を鍛えるトレーニング・プランクを始めたことに触れられ「まだ成果は出ていないんですけども…少しずつ続けていけたらと思います」と苦笑いした。

 広瀬八段は「分析すればするほど、自分に分が悪いことが分かってきたかなという印象」と厳しい表情。「開幕局で藤井竜王の呼吸を感じながら、番勝負をどのように戦っていくか決めていけたら」と意気込んだ。

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