舞いあがれ!めぐみ役の永作博美、実体験まじえ「抱え込んでいる」ママたちに寄り添う

 3日にスタートしたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜、前8・00ほか)で、ヒロインの母親・岩倉めぐみ役を演じている女優の永作博美が同局を通じて、コメントを発表。オファーを受けた際の心境や、役柄への思いを寄せた。

 永作は同作で朝ドラ初出演。「『舞いあがれ!』というタイトルだけで、直感的に『あ、やりたい!』と思いました」とタイトルに心を打ち抜かれ、出演を決めたという。「朝ドラは、やはり朝に見るもの。なるべく朝のすがすがしさにふさわしい状態でいたい」と撮影に臨んでいる。

 永作が演じるめぐみは、子どもの幸せを願い、手厚く守ろうとする家族愛にあふれた母親。「(めぐみは)頑張り屋さん。若い時からずっと頑張ってきて、『できる』ことを前提に物事に挑んできた人」と役柄を捉えている。

 ヒロインの舞は人の気持ちに敏感すぎるがゆえに体調を崩しやすく、めぐみの心配も絶えない。「私自身が母となり、子どもの繊細な部分をどこまで拾い上げるのかを、実体験として知っていたのはよかった」と話し、「幼い子は具合が悪い原因がわからないことも多いから、めぐみのように自分だけで抱え込んでいる八方ふさがりのお母さんも大勢いるんじゃないでしょうか」と全国のお母さんに寄り添う。

 舞を守ろうと必死になるめぐみは、それが舞にとって負担になっていたと反省。7日放送の第5話で、母・祥子(高畑淳子)に舞を託し、東大阪に一人帰る決断をくだす。「めぐみとして一生懸命悩み、解釈しながら前に進む姿を見せることで、『絶対に解決できる!』と伝えたいですね」とコメントを寄せた。また「毎回大事なことが繰り広げられている15分なので、どのセリフも逃せない」とPR。すがすがしい朝に濃密な15分を届ける。

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