日本維新の会の鈴木宗男参院議員が８日、公式ブログを新規投稿。国会議員と旧統一教会の問題が取りざたされる中で「政治家は有権者を選べない。逆に有権者は政治家を選べる」と問いかけた。

　宗男氏は「国会の代表質問を聞きながら、信仰と政治倫理の問題、霊感商法、詐欺まがいの高額な物品の販売によるトラブル等、わけて考えるべきではないかとつくづく感じた」と切り出した。

　続けて「安倍元総理の事件後、旧統一教会と政治家の関係が取りざたされているが、政治家は有権者を選べれない（原文ママ）。逆に有権者は政治家を選べる」として「政治家は案内を戴くと出席したり、祝電を打つことは当たり前のことである。私の下にも多くの宗教団体から会合の案内行事等の連絡が来る。出席できない時は祝電を打つのは当然で、それを悪いという根拠はどこにあるのか」とつづった。

　その上で「信仰と政治倫理の問題、特に霊感商法、詐欺行為とは区別して議論してほしいものである」と求めた。

　自身と統一教会の関係についても「中川一郎先生の秘書時代、世界勝共連合の関係でそれなりに知っていたが、中川一郎先生亡き後、一切なくなってしまった。巡り合わせをつくづく考えた次第である」と現在は無縁であることを表明した。