コント日本一決定戦「キングオブコント２０２２」決勝が８日、ＴＢＳ系で放送され、ビスケットブラザーズが２本合計９６３点で歴代最高得点で優勝。賞金１０００万円と副賞の米１トンなどを獲得した。

　ツッコミのきん（３１）とボケの原田春雅（３０）は、１０組で競い合った決勝を４８１点でトップ通過した。山で野犬に襲われる男と、それを助けに来たセーラー服の不気味な男のやり取りを表現。審査員長の松本人志は９８点をつけ「１００点でもよかった」と称賛した。

　その後、や団、コットンの３組による最終決戦でも３組トップの４８２点を挙げ、ぶっちぎった。

　ビスケット－は、大阪の吉本興業所属。ＮＳＣ大阪校３３期の２人が２０１１年に結成。２０２０年のｙｔｖ漫才新人賞、２０２１年のＮＨＫ上方漫才コンテストでそれぞれ優勝するなど、評価を高めていた。

　審査は松本人志を審査員長に、５人が１００点満点で採点した。優勝は２本合計で争われた。