山村美智、夫死去後初の舞台「まだ乗り越えてない」フジ後輩の河野景子&近藤サトと朗読劇
元フジテレビアナウンサーの山村美智(65)、河野景子(57)、近藤サト(54)による朗読劇「Reading Live Vol.1 VAVAVA」が9日、都内で初日を迎え、3人が取材会に出席した。それぞれの世代で人気アナとして一時代を築いた3人は、白い衣装で華やかに登場した。
タイトルの「VA」にはフランス語で「前に進む」という意味があり、「人生の荒波を乗り越える」というメッセージも込められている。山村は2020年に夫の元フジテレビプロデューサー・宅間秋史さんが死去して以降、初の舞台活動となる。「夫を亡くして正直、まだそのことは乗り越えていない。でも私たちのように、ある程度荒波を越えた人の方が痛みを分かりやすくはなっている。この3人でやる意味がある」と話した。
また、河野は劇中でのキャラクターづくりとして「アナウンサーになるときに封印した宮崎弁を40年ぶりに使いました」と故郷の言葉で新たな一面を披露。近藤は先輩2人との共演に「『俺たちひょうきん族』で見ていた美智さんと、あこがれの景子さんと一緒に立てるなんて。業界に長くいるのも悪くないなと思いました」と笑顔で話していた。