橋本環奈 初紅白司会「楽しく明るい、良い新年の架け橋に」大泉&桑子アナ&櫻井翔とタッグ
NHKは10日、大みそかの第73回NHK紅白歌合戦(総合他。後7・20)の司会を俳優・大泉洋(49)、女優・橋本環奈(23)、桑子真帆アナウンサー(35)、スペシャルナビゲーターを嵐・櫻井翔(40)が務めると発表した。大泉は3年連続3回目、橋本は初、桑子アナは2年ぶり4回目。櫻井は嵐の5回を含め8回目。橋本は初の大役に「視聴者の皆様の良い新年の架け橋となる様に尽力したい」と意気込んだ。テーマは「LOVE & PEACE-みんなでシェア!-」となる。
大抜てきされた橋本は「司会の経験もなく、お受けして良いのか散々逡巡いたしましたが、番組スタッフの皆様からの温かい御言葉に背中を押され、この名誉ある役割を務めさせて頂く決心に至りました」と心境を明かし、「楽しく明るい番組作りに励み、視聴者の皆様の良い新年の架け橋となる様に尽力したい」と所信表明した。
今年は初舞台「千と千尋の神隠し」で、上白石萌音(24)とWキャストで主演を務めるなど大活躍。バラエティーなどでの気さくでノリの良い一面も魅力で、ツイッターのフォロワーは400万人超。若年層を中心に圧倒的な支持を集める。
紅白の実施本部長・杉山賢治氏は「見ている人を明るく朗らかにする、抜群の存在感をお持ちです。紅白に新たな風を吹きこんでいただけると大いに期待しています」と、起用理由を説明した。
大泉は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝役が絶賛され、音楽番組「SONGS」の“責任者”でもおなじみ。「時間などを気にせず、自由な、フリーダムな紅白を目指します!史上初の年を越してしまう紅白になるかもしれませんが、精一杯、全力で、アーティストの皆様を盛り立ててまいる所存です」と、越年紅白をブチ上げた。経験豊富な櫻井、桑子アナと共に、国民的番組を仕切る。
紅白では昨年から「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称をやめ、全員を「司会」に統一。今年は2年ぶりにNHKホールで開催される。