「国賊」発言の村上誠一郎氏、FBで安倍晋三氏や遺族に「発言を撤回しお詫び」
自民党の衆院議員・村上誠一郎元行政改革担当相が13日、自身のフェイスブックに新規投稿し、安倍晋三元首相らに謝罪した。村上氏は安倍氏を「国賊」と呼ぶなどしたとして1年間の党役職停止処分とされていた。
フェイスブックには「安倍元総理に関する私の発言に関し、昨日の自由民主党党紀委員会で事実関係が認定され、処分が決定されました。」と報告。「これを重く受け止め、発言を撤回し、ご遺族やご関係の皆様に深くお詫び申し上げます。」と謝罪した。
村上氏は9月27日に行われた安倍氏の国葬を欠席。欠席理由を「国民の半数以上が反対している以上、国葬を強行したら国民の分断を助長する。こうしたことを自民党内で言う人がいないこと自体おかしなこと」などとしていた。この理由を説明する中で「財政、金融、外交をぼろぼろにし官僚機構まで壊した。国賊だ」などと発言したと一部で報じられていた。
村上氏自身は「『国賊』と言ったかは記憶にない」としていた。しかし今月12日、自民党の党紀委員会では「党員たる品位をけがす行為」があったとし、村上氏の処分が決定した。