１４日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「舞いあがれ！」では、祖母・祥子（高畑淳子）との五島の暮らしですっかり元気にたくましくなった舞（浅田芭路）がついに東大阪に帰る。ネットは舞の成長を喜びつつも五島ロス。とりわけ舞を明るく支えてきた一太（野原壱太）との別れに悲鳴が上がった。

　出産時に舞も走り回って貢献した一太の弟・慶太の成長を願い、ばらもん凧を一緒に揚げる、揚げないでケンカした舞と一太は、この日の冒頭で舞が一太を訪ね「私もばらもん凧上げたか！」と初めて五島弁で話してすっかり仲直り。

　家族や祥子、近所の人らが集まってばらもん凧を揚げる際、一太が始めに凧を持って走るはずだったが、突然「舞、先に飛ばしてみんね。舞からやろうって言ってきたと初めてやけん、ほら舞からやらんね」と優しく糸を差し出す。

　以前、失敗して一太のばらもん凧を壊してしまったトラウマがある舞は不安そうにするが、一太は「大丈夫たい、すぐに助けてやるけん」の言葉で「うん、やってみる」と挑戦。みんなに支えられ、舞が豊かな自然の中で高々と凧を揚げる姿は感動的だった。

　舞の成長を確信した祥子は、東大阪に帰らせることを決意。それを聞いた一太は「ずっとおらんね。この島、冬になると雪が降るとぞ。雪合戦ばしたかろ？」と引き留めるが、舞が申し訳なさそうに「ごめんな、帰る。私な、お母ちゃんもお父ちゃんもお兄ちゃんも大阪におるやろ、みんなに会いたいねん」と言うと、つらそうな表情で受け止め、出発の日は笑顔で「おいのこと忘れんなよ」と見送った。

　これら一連の一太の言動に、ネットは「一太男前過ぎか」「一太君が、可愛くていじらしくて、抱きしめたくなる」「一太くんイケメンやなぁ…」とキュン。番組公式ページに大人になってからの配役名が書かれていないことから「一太はどうなるん…」「別れ際の大人になっても忘れんなよ。これちゃんと回収されますか～？」「大人の一太はだれが演じるの？」「一太君来週から見れないなんてヤダー」「一太は成長後の配役、示されてない気がするけど出てこないはずはない、よね？」と、早くも一太ロスに陥っていた。