江川紹子氏 アムウェイ取引停止命令に「カルト性高い集団は宗教とは限らない」
統一教会などの問題に長年、取り組むジャーナリストの江川紹子氏が15日、ツイッターを連続投稿。日本アムウェイが6カ月の取引停止命令を出されたことについて、「マルチ商法が家庭崩壊の悲劇を招くことも。カルト性の高い集団は、宗教とは限らない。」と言及した。
日本アムウェイ合同会社に対しは14日、消費者庁が6カ月の取引停止命令を出した。連鎖販売取引(マルチ商法)について、社名や目的を言わずに勧誘したことが特定商取引法違反に当たるとされた。同庁によれば、目的を告げずに誘った相手を密室に連れ込み勧誘、また相手の意向を無視して一方的に勧誘するなどしたという。
この記事を引用した江川氏は「取引停止命令を出された日本アムウェイ、『一部会員の行為』『コンプライアンスを…』と。どこぞの団体と似た物言い。ここでも、家庭崩壊の悲劇があるのよね…。」と同社と旧統一教会の会見でのコメントに類似性があることを指摘。また「統一教会の宗教法人解散が優先だと私は思います。」というツイートに対しては「被害が出ている問題には、すべて対応すべきでは?統一教会の問題は重要だけど、それだけやっていれば、他の問題は後回しでよい、ということにはならない。」と反論した。
その上で「マルチ商法が家庭崩壊の悲劇を招くことも。カルト性の高い集団は、宗教とは限らない。」と追及した。