次々期朝ドラ「ブギウギ」ヒロインは趣里「まさかこんな日が」水谷豊と伊藤蘭の娘

 2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子役を女優・趣里(32)が演じることが17日、分かった。NHK大阪放送局が同日発表した。

 「ブギウギ」は名曲「東京ブギウギ」などで知られる笠置シヅ子さんをモデルにしたオリジナル作品。銭湯の看板娘から大スター歌手になったヒロインの波乱万丈を描く。趣里は「まさかこんな日がくるとは。驚きと喜びと身が引き締まる気持ちです」と心境を明かした。

 ヒロインを射止めた趣里は俳優・水谷豊と女優・伊藤蘭の娘。幼いころからバレリーナを目指していたが、けがのために断念。舞台を見て衝撃を受け、女優になることを決意した。16年には朝ドラ「とと姉ちゃん」ではヒロイン・小橋常子(高畑充希)が創刊した「あなたの暮らし」編集部の女性社員・大塚寿美子役で出演していた。

 オーディションには2471人が挑戦した。NHKの制作統括・福岡利武氏は「オーディションでのお芝居と歌、そしてたたずまいがとてもステキでした。にじみ出るなんとも言葉ではうまく表現できない個性と魅力、芯の強さ、そして愛嬌(あいきょう)たっぷりの笑顔が印象的でした。趣里さんがすっと心に入ってきました」と印象を伝えた。

 主な舞台は大正から昭和時代の大阪と東京。歌と踊りが大好きなヒロイン・鈴子が、愛する家族の死を経験しながら、戦後の東京で明るい歌声を響かせ、「ブギの女王」と呼ばれる大スター歌手へと成長する。

 脚本は、映画「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳氏、音楽は「東京ブギウギ」の作曲者・服部良一さんの孫で、大河ドラマ「真田丸」などを手がけた服部隆之氏が担当する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス