鈴木エイト氏 旧統一教会調査「教団は今の時期を乗り切れば大丈夫と」スピードを注文
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)を20年以上取材しているジャーナリスト・鈴木エイト氏が18日、フジテレビ系「めざまし8」に生出演。岸田文雄首相が解散命令請求を視野に「質問権」行使に向けた対応を関係閣僚に指示したことに、教団側の内部事情も明かしながら「スピード感を持ってやってほしい」と注文をつけた。
MCの俳優・谷原章介が「今後解散まで行くのか、どう期待してますか」と問われた鈴木氏は「今回、岸田さんの本気度はかなり高いと思うのでスピード感を持ってやってほしい」と期待。
「これが長引けば長引くほど、教団側は『今の時期を乗り切れば大丈夫だ』みたいな話を内部ではしてるんですよ」と内部事情も明かしながら「先延ばしにしないように、なるべく早く質問権を行使して回答期限もできれば早く切って、ちゃんとその結果を待ってきちんと請求を出せる形に」スピードが大事だと強調した。
鈴木氏はさらに、永岡桂子文部大臣が17日に「事実関係がちゃんと積み上がれば、解散請求権を行使するに当たって質問の回答が来る前にできる」などと話したことにも触れ「ある程度政権側としてはそういう証拠も押さえていて、文科相だけではなくいろいろな省庁連絡会議もあるので、ほかの省庁の絡みからいって結構きっちりやってくれるとは思うんですけど、とりあえずスピード感を大事にしてほしいですよね」と念押しした。