椎名林檎のアルバム、発売延期 レコード会社が発表 グッズがヘルプマーク酷似で
ユニバーサルミュージックジャパンは18日、ミュージシャンの椎名林檎の11月30日発売予定のオフィシャル・リミックスアルバム「百薬の長」について、発売を延期すると発表した。このアルバムに附属するグッズについて、ヘルプマークに酷似しているという指摘があがっていた。
公式HPでは「11月30日に発売を予定しておりました、椎名林檎オフィシャル・リミックスアルバム『百薬の長』【UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤】に付属するグッズの内容について、多くの皆様からご意見をお寄せ頂きました」と記され、「弊社にて検討した結果、当該商品につきましてはグッズのデザインを改訂するとともに、発売を延期いたします」とされている。
今回のグッズの内容及びデザインは「弊社で企画検討したものです」とし、「そのデザインについて改めて弊社で検証しましたところ、法令の確認を含めた各種チェックが不十分であったこと、また、日本赤十字社及び東京都福祉保健局からも各マークの使用規定などについてご指導をいただきましたことなどを踏まえ、この度の決定に至りました」と説明している。
そして「ヘルプマークをご利用の皆様、その普及に努められている皆様には、ご不安・ご不快な思いを抱かせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」とした。
アルバムについては、今回の限定版だけではなく、通常版も発売延期に。新しい発売日は決定次第発表するとしている。